コンクリートミキサー車の仕事の流れ

車両紹介(コンクリートミキサー車)

ドライバー業務の特徴(コンクリートミキサー車)
コンクリート工場から建設現場まで生コンクリートを運搬する業務です。
お客様である建設会社や建築現場から、その日の建設工程の進み具合などから何時に何トンのコンクリートを届けてほしいという注文が入ります。その注文をもとに立てた配車スケジュールに基づいて、正確に、確実に、安全にコンクリートを運搬する必要があります。近距離配送のため比較的体力的な負担も少なく、安心して働いて頂ける環境です。

7:45 出社

就業時間より15分ほど早く出社して作業着に着替え、仕事に向けて気持ちを整えます。
運行管理者とその日の業務内容を確認しながら、出発前のアルコールチェックなどもこの時間に済ませることが多いです。体調がすぐれないときなどは無理をせず、運行管理者に報告して回復するまで休んだり、ほかのドライバーに交代したりして、安全を第一に準備を進めます。

8:00 積込み・出発

担当車の始業前点検をします。タイヤの状態やエンジンオイル、ラジエーターなど、その日一日を安全に作業する為にしっかりチェックします。
それが終わると、工場に入り生コンクリートの積込みです。工場で生産された生コンクリートをオペレーターが車のドラム部分に流し込みます。指定の位置に停車すれば機械で自動的に積込みができ、時間は平均5分程度です。その後配送先の伝票を確認して出発!

8:30 到着・荷下ろし

配送先は近い場所であれば5分~10分、遠くても30分ほどで到着する距離で設定されています。
生コンクリートはJIS規格に基づき、1回の配送・運搬は1時間半以内と決められていますので、その中で到着、荷下ろしができるよう計算して運行しているためです。
そして配送が終われば会社に戻って再び配送作業へ。午前中に2往復~3往復することが多いです。

11:30 昼食

お昼は社内にある休憩所でいただきます。自分で用意する人や、仕出しのお弁当を注文する方も多いです。
配送先の状況によってお昼をずらして急遽出発することもあるので、外に食べに出かけることはありません。

12:30 業務再開

13:00から作業を再開する現場が多いため、12:30には会社を出発します。午前中と同じ現場へ向かう場合や、状況によって行き先が変わることもあります。午後も2往復~3往復することが多いです。
ひとつの現場には何台もの生コン車が集中して向かう場合が多く、本部のオペレーターと無線でやりとりして効率良い配送・運搬を心がけています。

15:30 業務終了

その日に決められた配送・運搬を終えたら帰社し、この業界では「うがい」と呼ばれているコンクリートミキサー車の洗浄を行います。ドラム内に大量の水を入れ、中に付着している生コンクリートを洗い流してキレイにする作業です。洗浄が完了したら再度車両点検を行い、点呼をして業務終了です。

16:00 退社

おつかれさまでした!